離婚したいのに同意してもらえない時の解決手段

山02

 

離婚をする場合、一般的に行われるのは協議離婚です。これは夫婦の話し合いによって行われるもので、多くの離婚はこれによって成立します。しかし、夫婦の話し合いが物別れに終わった場合は、離婚調停を行うことになります。

 
この離婚調停は、夫か妻のどちらかが家庭裁判所に申立を行って、調停に持ち込むものです。通常は、申立人の相手、たとえば夫が申立をした場合、妻が住む地域の裁判所で行われますが、それ以外の裁判所を指定することもできます。調停の費用は、印紙代と切手代を含めて数千円程度です。その後、出頭の要請があると裁判所に出向いて、調停を行うことになります。この場合は、夫婦双方が顔を合わせないように配慮されています。

 
調停で合意したら、調停調書が作成されます。これには法的効力があり、調書で決められたことが守られない場合は、守るようにと勧告してもらうことができます。これを履行勧告といいます。また、調書による金銭的な取り決めを守らないような場合は、強制執行をかけることもできます。

 
もし離婚調停で合意せず、しかし様々な条件により、離婚した方がいいと裁判所が判断した場合は、裁判所の命令による、審判離婚というものが行われます。それでも難しい場合は、裁判に持ち込むことになりますが、この裁判も、離婚調停を行って、それでも合意しなかったという前提条件が必要となります。